ウルトラマンマックス 魔デウス


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ウルトラマンマックス 魔デウス

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22話「胡蝶の夢」
監督:実相寺 昭雄   /   特技監督:菊地 雄一   /   脚本:小林 雄次


夢幻神獣 魔デウス
体長 24メートル 体重 3万5千トン
脚本家、蓮沼の夢の中の女性が作り出した怪獣。シナリオの中の怪獣なので蓮沼が描くとおりの行動をする。変幻自在に形をかえ、攻撃することができる。

ストーリー
怪しげな部屋にいる一人の男、蓮沼。チョウチョの歌が流れていた。

「モンスタスキャナーに反応が」というエリー。蓮沼は自分がカイトと一体化する夢をみていた。

円谷プロダクションに夢でみた内容の脚本を持ち込む蓮沼。だが、円谷プロの佐伯には「カイトに覇気が感じられない。」と言われてしまう。

「その女を膨らませればいい。」という蓮沼は、毎晩同じ夢をみていた。

夢の中でDASHの隊員服を着ている蓮沼。その夢の中で出会った一人の女性がいた。怪獣を探しに来たことを伝える蓮沼。

その女性は「怪獣ならいますよ。わたしの頭の中に。今もテレビ用の怪獣を作ってる最中なんですよ。もしよかったら怪獣退治の専門家に相談にのってもらいたい。」という。

「怪獣の名前は?」と尋ねる蓮沼に女性は「名前から発想するとは、天才『金城哲夫』的ですね。デウス・エクス・マキナ。魔デウスにしましょうか。」という。

再び、円谷プロでは、デウス・エクス・マキナとはなんだ?と疑問に思う蓮沼に佐伯は「機械仕掛けの神。古代ギリシャで、解決困難になったときに絶対的な神が現れて物語を終息させる。

この怪獣こそこの物語を締めくくる機械仕掛けの神だとしたら。

そして、眠りにつく蓮沼。またあの女性が「この世界を破壊してしまう。死ぬと決まった怪獣を作ろうとしている。いちどでいいからこの世界を征服させてやりたい。」

それに答える蓮沼。「無機質で感情移入もできないオブジェ。冷たい光 。人類の夢をエサにして強大化する。

人々が勝手に色々な夢をみすぎてフォルムを抽象化していく。夢のきわみは魔デウスのフォルムです。」

夢から覚めた蓮沼はとあるバーにいた。「夢の中であなたと瓜二つの女性と出会った。テレビの脚本を書いてるが、うまくいかない。」と打ち明けた。

女性は「胡蝶の夢という寓話を知っていますか。夢の中では蝶だった。自分が蝶になる夢をみていたのか、蝶が荘子になる夢をみていたのか。

あなたは夢の中で蝶だけでなく怪獣にもなる。現実の世界も滅ぼすのよ。」

その頃、DASH基地では、「なにぼやっとしてんのカイト。」といわれたカイトは「夢の中で俺は脚本家。この世の中は空想の世界。自分がDASHなのか、脚本家なのかわからなくなるくらい。」という。

奇妙な笑い方をするエリー。するとエリーがあの女性に変わってしまった。「あなたはウルトラマンマックスである夢をみているのかもしれない。」

「一本のの緻密なシナリオを与えられ、台詞をいっているだけ。」「俺はだれなんだ。」と困惑するカイトに「女性は「お前はお前でありお前ではない。」

カイトの目の前には『21世紀の空想特撮シリーズ、ウルトラマンマックス』の脚本が。シナリオを読むカイト。

「俺の夢が世界を滅ぼす。」というカイトになってしまった蓮沼。パソコンを通じて蓮沼に呼びかけるカイト。「「変身するんだ蓮沼さん!」

カイトはパソコンでマックスが勝つシナリオを書くので蓮沼に変身するよう諭す。「変身するんだマックスに!」

とまどう蓮沼は、マックススパークを掲げた。球状になった魔デウスにマクシウムカノンを発射するマックス。

だが、跳ね返ってきて街が破壊されてしまった。球状の魔デウスが口のように開き、マックスは中に取り込まれてしまう。魔デウスの中でマックスは、体中に光を帯び、そのエネルギーで魔デウスは爆発した

再び、目覚めた蓮沼。このシナリオには佐伯も納得。そうしてまた眠りにつく蓮沼。すると地震がおこった。「怪獣の夢をみるな」と起こされてしまう。

そのとき、「監督、もう締め切りギリギリなんですけど!」という女性。その女性の顔は、あの女の顔をしていた、、、

解説・感想
王道復帰、お子さんにも分かりやすい単純明快なストーリーが多かったマックスに、ついに実相寺監督のミステリーワールドがやってきました。

冒頭から、緑がかった映像から始まりどんな展開になっていくのかな?と思いきや、、、ストーリーを文章にする側からいえば「辛い」以外の何者でもありませんでしたが、見ているときは楽しかった!

でも、この話はきっと小さいお子さんが見るにはキツイ話だったと思います。その分、大人は大変楽しめましたが、、、

蓮沼役とあの女性の役は、第19話「扉より来たるもの」などのように昔のウルトラシリーズに出てきた役者さんが出演したら面白かったなぁと思います。金城哲夫さんの名前もでてましたし。

例えば、古谷敏さんだったらウルトラマンがマックスに変身するとかどうでしょうか?

最後のカイトがマックスの脚本を書いて、マックスの手助けをするという展開はついつい「ナルホド」と言ってしまいました(笑)

なんだか、最初から最後まで出続けたあの女性。あいつがもっと魔デウスが暴れだすときに、絡んでくるかと思いきやそうでもありませんでした。

あの女性は、魔デウスを粘土のようなもので作っていたので発想からいけば「ウルトラマンガイア超時空の大決戦」と同じかもしれません。

その粘土という設定を生かしてか、次々と形を変える魔デウスのような怪獣は珍しいですし、悪魔でも素人の見解なので本当のことはわかりませんがデザインが、わりと楽なのではないかなと思います。

「胡蝶の夢」という話があることを初めて知りました。自分が夢をみていたのか、自分が夢にでてきていたのか?ドラマでも同じ夢をみていたとかあるので、実際にありえることなのかもしれません、、、

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