ウルトラマン ウー


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ウルトラマン ウー

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30話「まぼろしの雪山」
監督:樋口祐三 /特殊技術:高野宏一/脚本:金城哲夫

伝説怪獣ウー
体長 40メートル 体重 不明
ゆきんこを見守るなぞの存在。こちらから何かしない限り攻撃的ではない。ゆきんこの母の魂だったのか、なんだったのかもすべて不明。

ストーリー
飯田山スキー場にたくさんの人がスキーをしにやってきていた。雪山で遭難した猟師がウーをみたという。

三日も獲物を追っていた猟師は熊をみつけたとおもったら、ゆきんこだったため、腹が立ち銃を撃つとウーが出現したという。

その連絡をうけ、科特隊が出動することになった。雪山をあるく、ゆきんこに意地悪をする少年たち。ゆきんこは仲良くしたいのにと訴える。

スキー場オーナーは、ウーの噂で客足が減って困っているのでウーを退治してくれと科特隊に頼み込んだ。スキーに乗りながら、探索する科特隊。

そのとき、ゆきんこと遭遇する。科特隊は「何でもかんでも怪獣呼ばわりして殺してしまう恐ろしいひとたち」といわれてしまう。

オーナーの話を聞いてみると、 ゆきんこは列記とした人間の子で、ある日雪山で発見された孤児だという。そのため、雪女のこどもだと村人から恐れられ、どこにも引きとり手がなかったという。

だが、一人の老人が育ての親になってくれたが、2年前に亡くなってしまい、今ではひとりぼっちになってしまった。

そのとき、山にウーが出現した。ゆきんこの「ウーをおこらせないで」という声をきき、攻撃をやめる科特隊だったが、一人の猟師が射撃してしまったため、ウーは怒ってしまった。

だが、ゆきんこの「ウーが怒ったらこの村にいられなくなる」という言葉をうけ、ウーは帰って言った。

そんなとき西山の爺さんが落とし穴にはまって死んでしまう。それをみて、ゆきんこが掘った穴だといい村人たちは怒ってゆきんこを追い出そうとする。

そのとき、イデはウーはゆきんこの母親の魂が乗り移っているような気がすると言い出す。

だが、ウーを倒すことは本部命令のため、逆らうことはできなかった。そして、ウーに攻撃するアラシとイデの乗ったビートル。だが墜落してしまった。

ハヤタはウルトラマンに変身した。最終的にウルトラマンはウーを倒すことなく、飛んでいってしまった。ゆきんこは雪に埋もれ倒れていた。

そして、アラシとイデのもとへむかうハヤタ。「ウーは幻のようにきえてしまったよ。ゆきんこは山に帰った。」というハヤタに、イデは「ゆきんこも実際にはいなかった。」といった。

解説・感想
本作からウルトラマンBタイプからウルトラマンCタイプに変更されました。顔が丸くてカワイイ顔立ちから、筋肉がついてりりしい顔立ちになりました。Bタイプのカワイイのが好きだったわたし的には残念でした。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!またもや切ない話が。宇宙に取り残されたジャミラが登場した「故郷は地球」につづき、罪のない怪獣がヒドイ目に合う話。

雪山で発見されたからという理由だけで、犬猿されてしまったゆきんこ。雪女の娘だなどの迷信を信じてしまったり、その噂が広まる速さなどは小さな村の特徴です。

ウーとゆきんこはどうやって知り合ったのでしょうか。一人になってしまったゆきんこを可哀想におもい、手助けしてくれたといったところでしょうか。

そんなウーは最終的になんだったのか?ということですが、それは話の中でも説明されていたとおり、海坊主や、雪女のように実在しない人物でありきっと山の子供たちの守り神だったのではないかとわたしは思います。ですが、いつのまにかウーは人間には軽蔑されてしまう「怪獣」となっていました。

スキー場開発で山奥に追いやられたウーはそこでひっそりと暮らしていましたがゆきんこの危機に人肌脱いだということではないでしょうか。それとも、雪がみせた幻だったのか。。。

ジャミラのときにつづいて、怪獣を思いやるイデ。科特隊一、優しい男なのかもしれないです。前回の話の金鉱のように、村人の生命線だったスキー場。そこに人が来なくなるというのは、村人にとって死活問題です。ウーを退治してくれというのは切なる願いでしょう。

たしかにリフトの乗っていてあんなのがいたらスキーどころではありません。継ぎ目継ぎ目で「ガンガンガン」とゆれるだけでも怖いのに、、、(笑)

ハヤタはゆきんこが山へ帰ったといっていますが、あれはきっと、亡くなってしまったということでしょう。そうでなければ、ウーもゆきんこも実在するものではなかった。そう考えるしかないと思います。

今回ゆきんこに止めをさすことの発端になったのは完全に西山の爺さんが落とし穴にはまったということ。あれは、どう考えてもゆきんこが掘ったのではなく、村のこどもたちが掘ったものでしょう。

一番きになったフレーズ、「何でもかんでも怪獣呼ばわりして殺してしまう恐ろしいひとたち」 という言葉。見方を変えればそうなのかもしれません。

人類からしてみれば、守ってくれる頼もしい存在の科特隊ですが、宇宙から見ると、自分の邪魔になるものはすべて怪獣呼ばわりして殺してしまう。それは常に自問自答し続けなければいけないことなのかもしれません。


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